Medical Treatment

視能訓練士になる方法を伝授|プロを目指して

養成機関で座学と実習を

学内と学外で実習を

勉学

眼科医院で視能検査を行う専門家である視能訓練士は近年需要が高まっているとされており、資格を取得するという人も増えています。
中には自分も資格の取得を目指しているという人もいるでしょう。
視能訓練士の資格は国家資格であるために、国家試験に合格する必要があります。
この試験の受験資格を得るためには養成機関に通って知識と技術を身に付け無ければいけませんが、その際に具体的にどのような学習をするのか気になるという人もいるでしょう。
視能訓練士になるための専門的な知識を学ぶことになりますが、それだけではなく実習も受けることになります。
実習には2種類存在しており、学内実習と学外実習があります。
視能訓練士は検査するのが仕事となりますが、生物学の知識も必要となりますのでそのために動物を使った実習を行うことになります。
学内実習は入学してからすぐに座学と並行して行われるようになっており、座学で学んだ内容を復習するといった役割も果たしています。
ある程度の知識と技術を学んでから行われるようになっているのが学外実習です。
学外実習は臨床実習であり、実際に医療現場に行って現場で働いているスタッフと共に患者を相手にして実習を行うことになります。
今までに座学や学内実習で学んだことを活かしながら実際に職場体験をするというもので、視能訓練士になった後にどのような仕事をするのかを体験することが出来るのです。
そこで今後の課題を見つけることも出来るようになり、国家試験を目指して学習する意欲を高めることにもなるようになっています。

授業料と諸費用

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視能訓練士になるためには、大学の専攻科または専門学校に通って学ぶ必要があります。
大学の場合は原則として修業年限が4年となっていますが、専門学校は通常は3年です。
ただし看護学校などで、既にある程度の学業を修めている学生については、1年間通うだけで済みます。
このように学習期間が異なっているので、進学先の選択次第で、かかる学費も大幅に異なってきます。
視能訓練士の養成施設の授業料は、基本的に1年で約120万円なので、大学に通う場合は4年間で約480万円かかることになります。
3年制の専門学校の場合は約360万円、1年生の専門学校だと約120万円かかります。
またいずれの場合も初年度については、授業料以外に20〜30万円の入学金を支払うことになります。
さらに視能訓練士の授業では、眼圧測定用のトノメーターや、角膜内皮検査用のマイクロスコープなどを使用します。
こういった設備や機器の使用料として、年間約10万円が請求されます。
また医療機関での臨床実習も行うのですが、それにもやはりほぼ同額の費用がかかるのです。
したがって視能訓練士を目指す人は、かかる学費を計算しながら進学先を選ぶ必要があると言えます。
もちろん、就職率の高さや学校推薦の有無から選ぶことも大事です。
というのも視能訓練士の年収は、勤め先によってある程度異なっているからです。
多めの年収が期待できる大学附属病院などに就職すると、かかった学費を比較的スムーズに回収できるのです。

まずは受験資格を得る

目元

視能訓練士とは、視機能の測定を行ったり、リハビリテーションのためのトレーニングを行ったりする仕事のことです。
眼科医がすべて行う眼科も多いですが、検査やリハビリテーションなどについては視能訓練士の方が専門家です。
眼科分野の研究は日々進んでおり、治療機器や検査機器も日々進歩しています。
そうした進歩にもアンテナをはり情報を更新していく必要があります。
高齢社会の到来により視機能のトラブルを抱える人は増加傾向にあり、視能訓練士のニーズは高まってきています。
視能訓練士になるにはいくつかの方法があります。
高校卒業後指定の養成学校に三年以上通う方法、大学、短大、医療系か保育系の専門学校を卒業後指定の養成学校に一年以上通う方法、海外の養成学校を卒業するという方法です。
いずれにしても養成学校に最低一年は通う必要があり、簡単に取得できるわけではないといえます。
現在国内にある養成学校には、夜間課程はありますが通信課程はありません。
また、夜間課程であっても臨床実習は昼間行く必要があるため、働きながら学ぶときでも仕事を休む必要がでてきます。
視能訓練士になろうと思ったら最低一年は養成学校に通う覚悟が必要でしょう。
ここ数年で視能訓練士の数は急速に増加しています。
認知度が高くなり目指す人が増えたためです。
ですが求人はそこまで増加していないため必ずしもスムーズに就職できるとは限りません。
就職先を紹介してくれるかをチェックして養成学校を選ぶのも重要です。